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マジックバーを実際に開いてみて判った電力自由化の仕組みとデメリット

近年では電力が自由化されているようで、東京電力以外でも電気の契約ができます。このブログでは、2022年6月23日にマジックとシューティングが楽しめるバー「台湾夜市」をオープンしたオーナーが、実際にハ○○○電気に切り替えて判った値段の仕組み、安さの対局にあるデメリットを執筆します。

 

ハルエネ電気 写真

 

東京電力からハ○○○電気に乗り換えたキッカケ

 

飲食店を経営すると、電気、ガス、クレジットカード、グルメサイト、電子決済サービス、保険、ホームページ製作、、SEO対策・・・等々、様々な会社から電話がかかってきます。私の場合は開店と同時期にホームページを開設したので、そこから連絡先を調べたことも考えられますが、それにしても余りにも早いリサーチなので、何で当店を知ったのか勧誘してきたある業者に聞いてみたところ、保健所のHPで調べていたことが発覚しました。

 

保健所のホームページでは、飲食店のリストが閲覧でき、業者は新規開店の店に常に目を光らせているようです。それはさておき、当店の場合は電話での勧誘が、ハ○○○電気に乗り換えるキッカケとなりました。その勧誘電話は、ハ○○○電気からかかってきたのではありません。ハ○○○電気が外注している業者です。(ここでは業者Bとします)当店の場合は、Googleマップ最適化を無料で行うという勧誘でした。所謂MEO対策ですね。MEOとは何かを知りたい場合はググって下さい。

 

しかし、無料で行う代わりに、電力会社をハ○○○電気に乗り換えることが条件でした。まぁ、ネット対策は大切だし、電気料金が安くなるなら東電でなくてもどこでも構わなかったので、OKしました。業者Bは、成約と引き換えにハ○○○電気から手数料を貰い利益を出しています。一種のアフィリエイトですね。

 

契約に当たり、ハ○○○電気のメリットとデメリットもしっかりと説明してもらいました。この時点でのデメリットは、①携帯電話の様に約2年間の縛りがあること。②途中解約すると1万円近い解約手数料がかかること。でした。しかし、②に関しては、業者Bが負担してくれるとのことでしたので、途中解約したとしても実質手数料は無料ということになります。

 

メリットについては、東電よりも多少安くなる程度でしたので、正直メリットとは言えないレベルです。

 

ハ○○○電気の隠されたデメリット

 

業者Bの担当者はとても良い方で、Googleマップに載せる店内360度写真を撮影してくれました。MEO対策の疑問にも答えて頂けたので、契約に当たり特に不満はありませんでした。

 

しかし、冬になり電力消費が多くなると、ブレーカーが落ちることがありました。ブレーカーを調べてみると30Aでしたので、店舗として運営するには少し心もとない容量です。そこで、ブレーカーの交換を東電に問い合わせてみたところ、「交換に関しては、契約している電力会社に問い合わせて下さい」との事でしたので、ハ○○○電気に問い合わせました。

 

すると、「ブレーカーの交換は、先ず近くの電気工事屋を自分で探し、決まったら業者名と担当者をハ○○○に伝え、そこから工事が始められる」との事でした。

 

私は今まで東電しか使ったことがなかったので、ブレーカーの交換は電話をすれば無料で直ぐにやってもらえると思っておりました。しかし、電力会社を変えてしまうと、受けてくれないことが初めて分かりました。しかも安くない工事料金も自分負担です。

 

特に容量を変える予定がないのであれば問題ありませんが、容量を変える予定があるのであれば、正直安くなったメリット以上に手間と工事費がかかることになります。

 

またハ○○○電気の場合、電話するとナビダイヤル0570に繋がります。ナビダイヤルは、かけ放題プランを契約していたとしても、かけた側に容赦無く20秒毎に10円の通話料が発生します。ちょっと話せば500円ぐらいは直ぐにいきます。東電であれば通話料はもちろん無料ですので、不便なシステムです。せめてかけ放題プランが適用される通常の電話番号にしてもらいたいところです。

 

ハ○○○電気が利益を出す仕組み

 

店を開いてしばらくすると、ハ○○○電気から1本の電話がかかってきました。その電話は、「お店用のライン公式ページをつくりませんか?」という勧誘でした。製作料は無料で料金は月々約1万円です。しかし、ハ○○○電気を解約すると、ライン公式ページも閉鎖されるとの事でした。

 

私はオンラインページの権限を、私以外の第三者に握られるのが嫌なので断りました。更に、ライン公式ページについてググってみると、登録者が1000人を超えると、月々1万円弱の料金が発生することが分かりました。そして、この事についての事前説明はありませんでした。要は何も考えずに悪戯に登録者数を増やすと、ハ○○○の1万円に加えラインの1万円も加わることになる訳です。

 

電気の供給元は東電や他大手数社に限られており、卸値もそれ程安くもないと思います。正直、ハ○○○電気は、電気代だけでは稼げないので、契約後に他のサービスも契約させることで利益を出しているのでしょう。

 

これはハ○○○電気に限らず、他の会社も同様でしょう。電気料金を少しだけ安くして、その代わりに他のサービスを勧められるはずです。

 

電力自由化のメリットを得られる人は?

 

上記のことにより、電力自由化のメリットを得られる人は、

 

①月々それなりに高い電気料金(最低3〜5万)がかかる人。

②電力量の変更の予定が無い人。

 

となります。私の様に小規模の店舗の場合は、東電の方が便利だということです。

 

しかし、電気料金以上に、付帯するサービスにメリットがあるる方もいらっしゃると思うので、一概に東電が良いとも言えません。電力会社を変更する場合は、自分の店や活動に本当にマッチしているのかしっかりと確認してから行うのが良いと思います。

 

因みに、私は業者Bから解約金が振り込まれ次第、東電に戻します。

 

そして最後になりますが、マジックとシューティングが楽しめるエンターテイメントバー「台湾夜市」をよろしくお願い致します。

 

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マジックバー 東京 写真
2名から貸切可!東京都昭島市にあるマジックバー「台湾夜市」

 

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