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披露宴でのビデオ上映で気をつけるポイント

ヒルトン東京ベイ 披露宴 写真

 

私はプロのマジシャンです。披露宴に呼ばれてマジックを披露することがあります。その際、披露宴のさまざまな演出を見学することができます。数多くの披露宴に参加してきた中で、人気があると感じた演出の一つにビデオ上映があります。

 

ビデオ上映とは、披露宴中に新郎新婦のプロフィール映像や、友達からのお祝いビデオレターを流すことです。

 

うまく活用できれば、サプライズ感があり、とても効果的な演出です。ただ、逆にこだわりすぎると演出としての魅力が半減します。

 

長すぎるビデオ上映は飽きられる

 

ビデオ上映を行う際に気を付けなければいけないことは、上映時間です。私が見てきた多くの披露宴で共通していることは、上映時間が長すぎることです。

 

ビデオ上映は大きなスクリーンに映すので、会場をかなり暗くします。披露宴では祝宴が始まれば、ゲストは主に食事を楽しむことになります。この際、会場が暗い時間が長すぎると、落ち着いて食事ができません。せっかく出てきた料理を目で楽しむこともできません。

 

よくある演出が、お色直し中座中に行う新郎新婦の生い立ちを紹介するプロフィールビデオ上映です。簡潔にまとめられていると、お色直し中の場つなぎとして効果的な演出になります。

 

ただ、10分を超えるとさすがに長すぎるので、途中からゲストも飽きてきます。

 

ほとんどのプロフィール映像は、音楽に合わせて作られています。この時、長い音楽を使ってしまうと、映像が長くなる原因になります。

 

新郎新婦のプロフィール映像を別々に制作した場合、5分の曲をそれぞれのプロフィール映像で使うと、合計で軽く10分は超えてしまいます。

 

使いたい曲が長い場合は、途中でフェードアウトするか、短く編集して、それぞれ3分以内に映像をまとめます。そうすればゲストも飽きずに、最後まで映像を楽しむことができます。

 

トランジョンを最適な場所に使い、見やすさを心がける

 

映像を制作する際に気を付けることは、トランジョンを使い過ぎないことです。トランジョンとは、映像が切り替わる時に画面が回転したり、波打ったりする映像効果のことです。

 

披露宴で上映できる時間は限られています。そのため、短い時間にたくさんの写真や動画を入れることになります。すると、次々と画面が切り替わることになります。この時、画面が切り替わる度にトランジョンを使うと、見ている人は疲れます。

 

テレビを見れば分かりますが、画面が切り替わる度にトランジョンは使っていません。ココだと思う瞬間に使っています。

 

ビデオ編集ソフトをいじっていると、いろいろなトランジョン機能があるので、あれこれと使いたくなる気持ちは分かります。ただ、トランジョンは使い過ぎると、見ている人も効果に慣れてくるため、トランジョンの特徴を活かすことができません。

 

最適なところにトランジョンをつかい、ゲストが見て疲れない映像を作るように心がけましょう。

 

ビデオを確実に再生するには事前準備が重要

 

ビデオ上映では映像が流れないトラブルがよく起こります。動画のフォーマット(規格)は常に進化しています。披露宴会場の機材が古いと、最新フォーマットに対応できない場合があります。

 

司会者が盛大に紹介した後に映像が流れないと、会場の空気がかなりシラけます。

 

このトラブルは、特に友達が映像を制作した場合に起こります。そういったトラブルが発生しないように、映像を制作してくれる人には、あらかじめ対応できるフォーマットを伝えておくことが大切です。

 

また、繰り返し録画ができるメディア(DVDRWなど)を使った場合や、パソコンと再生機材を直接つなぐ場合も、映像が流れないトラブルが頻発します。

 

できれば、事前に再生できるか披露宴会場で確認すると、本番でのトラブルが避けられます。

 

披露宴の演出で、ビデオ上映は手軽で効果的です。もし、ビデオ上映を行うのであれば、上記のようなことが起こりえるということを念頭において作業を進めて下さい。

 

※当方では披露宴にて出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩1分と駅近ですので、是非お越しください。

 

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