当日ガッカリしないための結婚式会場選びの事前注意事項
結婚式を挙げようと考えたとき、まずはホテルや結婚式場へ下見に行きます。ゲストの方に「良い思い出に残るような結婚式にしたい」とあなた方は考えているので、会場選びはどうしても真剣になります。
しかし、下見の段階で気に入っても、結婚式当日になって雰囲気が違うと感じることもあります。
結婚式は会場も含めた全ての雰囲気が重要
下見の段階でとても気に入って決めたのに、当日になってその雰囲気を感じることができなかったとしたら、とても残念な気持ちになりますよね?
そこで、そのようなことにならないためにも、打ち合わせの段階でしっかりと確認しておくべきことがあります。
結婚式を挙げるには、まずは会場の雰囲気を大切にします。雰囲気が良くなければ、自分たちもゲストの方も楽しめないので当然のことです。
しかし、結婚式は会場だけが全てではありません。
例えば、海岸沿いの結婚式場であれば、水平線まで見渡せるロビーからの絶景が気に入り、「ゲストの方にもぜひ見せたい!」という気持ちで会場を決めるかもしれません。
ホテルであれば、格調高い椅子やテーブルが並ぶゴージャスな共有スペースも、会場を決めるための理由になったかもしれません。
このように、結婚式は会場だけが大切なわけではありません。ゲストは会場も含めた全体の雰囲気を感じて楽しんでいるので、会場周りの雰囲気にも気を使う必要があります。
しかし、まれに下見のときに感じた全体としての雰囲気が、当日に失われていることがあります。
それは、ホテルが改装工事をしているときです。
ゲストハウスウェディングやレストランウェディングといった、結婚式を挙げる会場の選択肢が増えたことで、すこし古いホテルや結婚式場は改装工事をしてリニューアルをしていることがあります。
結婚式場を決めるときは、会場の雰囲気や料理の美味しさが選択のポイントになることは確かです。そして当然、窓からの景色やロビーの雰囲気はそのままであると、誰もが考えます。
ところが、結婚式の当日になってみると、ロビーの窓にカーテンがかけられていたり、館内が工事中で、下見の時のゴージャスな雰囲気が楽しめないといったことがあります。
私はプロのマジシャンなので、結婚式でのショーの仕事も承っておりますが、以前、よんで頂いたある結婚式でこんなことがありました。
そのホテルは吹き抜けの開放感が溢れる空間と、大きな窓からの絶景がセールスポイントの一つでした。
しかしその披露宴当日、館内のレストランがリニューアルのために、大規模工事に入っていました。そのため、披露宴会場の扉を開けると、工事の風景を見せない配慮で屏風が立てかけられていたのです。
ホテルとしてはこの配慮は当然だと思い行なったのでしょう。
しかし、ゲストの方にとっては、ホテルのセールスポイントである、窓からの絶景がまったく楽しめない状況となっていました。
さすがにこの時は、新郎新婦もがっかりと肩を落としていました。なぜなら、お二人は窓からの絶景もとても気にいって会場を決めたからです。
会場を決める際に確認しておくべきこと
そのため、結婚式会場を決める際には、「会場以外のところの雰囲気は変わらないか」をしっかりと確認しておくと、当日になってガッカリとすることがなくなります。特に、すでに会場のどこかで改装工事を行なっている場合は注意が必要です。
結婚式は会場を決めてから当日までに、10ヶ月ぐらい期間があることは珍しくはありません。これだけの期間があれば、途中から改装工事に入ることもじゅうぶん考えられます。
そのような場合、本来であれば、会場側から改装工事の可能性について事前に話があってしかるべきです。
しかし、披露宴は二時間半で数百万円が動くビッグビジネスです。
もしかしたら、会場側としては「決めてもらいたい」という気持ちから、マイナスイメージを伝えることができなかったのかもしれません。
もしそうであっても、そのような事情はあなたには関係ありません。
そのため、結婚式の会場を決めるときは、改装工事などで雰囲気が損なわれないかも確認しておくと安心です。
※当方では披露宴での出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩1分と駅近ですので、是非お越しください。
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