披露宴の司会はプロに依頼した方が良い理由
披露宴において司会者は、とても責任があります。まず、披露宴を和やかで円滑に進行させる技術が求められます。更に、集中力も必要です。集中力が欠けていると、ゲストを紹介する際に名前を読み間違えることがあるからです。
また、新郎新婦との事前打ち合わせや、他にも行わなければならない業務がたくさんあります。
披露宴の司会は片手間ではできない
私はプロのマジシャンです。マジシャンになったばかりの頃は、人前での話し方が分かりませんでした。そのため、喋り方の勉強をするため、司会者養成スクールに通いました。
たまたま、そこが結婚式の司会者を養成するスクールだったので、1年間レッスンを受けました。そこで分かったことは、「結婚式の司会は片手間ではできない」ということです。
まず、新郎新婦と披露宴当日までに綿密な打ち合わせを行い、大まかな進行表を作ります。
披露宴を成功させるためには綿密な打ち合わせが重要です。1回で終わればよいですが、進行内容を変更したい場合は、改めて打ち合わせをします。
そして、披露宴本番ではゲストの紹介時に名前を読み間違えたりすることなく、臨機応変な舵取りで披露宴を進行しなければなりません。
肝心のトークも、誰もが心地よく聞くことができる喋り方をする必要があります。
私は1年間しっかりと勉強して、披露宴の司会者の大変さが分かりました。
卒業してから何度か本番を経験しましたが、マジシャン業と平行して行うのは難しいと思ったので、マジシャン一本に絞りました。
このように、披露宴の司会者になるためには、たくさんの披露宴のルールを覚え、臨機応変に対応できる柔軟性と、トーク技術を身につける必要があります。
披露宴において名前の読み間違えは致命的
たまに、新郎新婦の友人が司会を行うことがあります。友達がプロレベルに話せる人や、司会業を生業としているのであれば、安心して任せられるかもしれません。
しかし、あまり人前で話したことがない人に頼むと、たどたどしい喋り方になってしまいます。すると、プロに頼めば盛り上がるシーンでも、あまり盛り上がらずに過ぎてしまいます。
また、友達に司会を頼む場合、主に同年代の友達が集まる2次会であれば、砕けた雰囲気でも許されるので良いと思います。
ただ、会社の上司や年配者が集まる披露宴本番では荷が重すぎます。特に会社の上司の名前を読み間違えることは、大変失礼です。万が一読み間違えをしても、友達なので責任を問えません。
プロの司会者であれば、名前を読み間違えてしまった場合の事の重大さを理解しているので、まず読み間違えることはありません。
披露宴では相性が合う司会者を選ぶ
披露宴の司会者はプロなので、きちんとした仕事をしてくれます。ただ、新郎新婦との相性の良し悪しはあります。
例えば、喋りのイントネーションが気に入らなかったり、しっかりとしすぎて、ユーモアが通じなかったりすることはあり得ます。
せっかくの披露宴です。相性やセンスが合う人に司会を依頼するのが、気持よく披露宴を過ごすためのコツです。私の個人的意見としては、披露宴の司会はプロに依頼したほうが、安心できると思います。
ただ、友達に頼む場合は新郎新婦との絆があり、それが和やかな披露宴につながることもあります。
もし、友達に司会を頼む際は、責任感があり、人前で話すことにある程度慣れている人にお願いしましょう。そして、友達も披露宴を一緒に楽しめるように配慮することが大切です。
素敵な披露宴にするためにも、良い司会者に巡り合えることを心より願っております。
※当方では披露宴にて出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩1分と駅近ですので、是非お越しください。
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