ココを間違えると台無し!披露宴でサプライズをする際の注意点
披露宴の進行を考える際に、サプライズ演出を行うかどうか悩むカップルは多いです。サプライズは英語で「驚く」や「びっくりする」という意味です。
披露宴におけるサプライズ演出は、ゲストを予想外の演出でビックリさせたい時に行います。オリジナルウェディングを行いたいと考えるカップルの場合、特にサプライズ演出を積極に取り入れる傾向があります。
ただ、せっかくゲストに喜んでもらいたという思いで行うサプライズ演出も、うまく取り入れることができなければ、逆効果になってしまう場合もあります。
そのため、サプライズ演出を行う際は、ゲストに負担をかけることなく楽しんでもらえるか、しっかりと検討しなければなりません。
サプライズ演出とは
披露宴ではゲストの挨拶や余興、新郎新婦によるケーキ入刀など、さまざまなイベントが行われます。これらのイベントで、ゲストにやってもらう挨拶や余興は、事前にやってもらう人に、その旨を伝えておきます。
お願いされたゲストは緊張するかもしれませんが、あらかじめ分かっていたことなので、心の準備ができています。このような場合はサプライズ演出とはいいません。
サプライズ演出とは、披露宴本番で突然ゲストにイベントに参加してもらうことを言います。
私はプロのマジシャンなので、披露宴に呼ばれてマジックショーを行うことがあります。そのため、たくさんの披露宴の演出を見学できます。
定番のサプライズ演出は、お色直しの時に行われます。一般的なお色直しは、新郎新婦が二人そろって退場し、衣装を着替えたら再び入場します。
いっぽう、サプライズ演出を取り入れた場合は、例えば、退場する際に新郎新婦の両親が呼ばれ、親子そろってお色直し退場をします。
また、ケーキ入刀のシーンでも、サプライズ演出はよく行われます。この場合も突然両親が呼ばれ、新郎新婦と一緒にケーキ入刀を行います。
このように、披露宴本番でゲストに突然イベントに参加してもらうことを、サプライズ演出と言います。ゲストにとっては、寝耳に水な話なので驚きです。
ゲストに負担になるサプライズ演出は控える
前述のような場合、両親は新郎新婦と一緒に行動すればよいだけなので、心の準備がなくても行えます。ただ、スピーチや余興をサプライズでお願いするのは控えた方が良いです。
人前で話したり、パフォーマンスを披露したりするのは緊張します。このようなことに慣れている人であれば、喜んでサプライズを引き受けてくれるはずです。ただ、そのようなことは滅多にありません。
ゲストにとって荷が重すぎるサプライズ演出は、お願いされた人もどうしてよいか分からず、微妙な空気が流れてしまいます。これではお願いされたゲストも恥をかいた気分になります。
サプライズ演出を行う場合は、ゲストが負担にならずにできるかどうかを考えることが大切です。
私はプロのマジシャンなので、友達の披露宴などでもマジックショーをお願いされます。仕事以外の披露宴でも、マジックを披露するとなれば、新郎新婦の面子と両家の顔を立てる必要があるので、きちんとしたパフォーマンスを演じなければなりません。
そのため、サプライズで突然マジックをやって欲しいとお願いされても、事前に準備をしておかなければ、きちんとした披露宴向けのショーを行うことができないので困ってしまいます。
これは、一般的に良識ある大人であれば、誰でも私と同じように思うはずです。披露宴という礼儀が必要な場所で、スピーチや余興を披露するには、しっかりとした事前準備をした上で行いたいと思うからです。
サプライズ演出をうまく活かすことができれば、本当に喜びに満ち溢れる素晴らしい披露宴になります。
以上のことを踏まえ、ゲストが驚きを楽しむことができるサプライズ演出を考えてみて下さい。
※当方では披露宴にて出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩1分と駅近ですので、是非お越しください。
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