披露宴:良いウェディングプランナーの見分け方
披露宴の進行を考える場合、ウェディングプランナーの存在は欠かせません。ウェディングプランナーとは、披露宴が滞りなく進行するようにスケジュールを調整したり、衣装や司会者などを手配したりする人です。
披露宴が成功するかどうかは、ウェディングプランナーの手腕にかかっているといっても過言ではありません。
そのため、あなたにとっては、良いプランナーが担当になってくれるのが最も望ましいと言えます。ただ、担当になったウェディングプランナーが、果たして良いプランナーかどうかは最初の時点ではわかりません。
そのため、進行を煮詰めていく過程で、良いプランナーがどうかを、肌感覚で判断する必要があります。
良いウェディングプランナーは現実的な人
披露宴はあなたにとって初めてのイベントとなります。分からないことがたくさんあるのは当然です。そのため、ウェディングプランナーに相談して多くの疑問を解決していきます。
このとき、ウェディングプランナーが、新郎新婦が描く披露宴の夢をなんとしてでも実現させようとする人の場合は、注意する必要があります。
披露宴は一生に一度のイベントなので、新郎新婦はやる気に満ち溢れている場合が多いです。そのようなカップルは、披露宴で行うイベントを、豪華にたくさんやろうとします。
しかし、披露宴の時間は、どこでも約二時間半以内と決まっています。やりたいイベントを全て行おうとすると、必ず時間が足りなくなります。すると本番では、慌ただしいだけの披露宴になってしまいます。
したがって、ウェディングプランナーは、「何でも望みを叶えます」という人よりは、熱くなった二人の気持ちを沈めて、冷静に進行を考えてくれる人が良いといえます。
私はプロのマジシャンです。披露宴に呼ばれてマジックショーを行うことがあります。その際、披露宴会場の裏側を見ることができます。
本番の披露宴は、ウェディングプランナーではなく、キャプテンという宴会担当者が進行を担当します。このとき、あまりにもイベントを詰め込みすぎていると、「誰がこんな進行を考えたんだ!」と怒っている姿をよく見ます。
二時間半という時間は、長いようであっと言う間です。
予想外のトラブルもよく起こります。イベントを詰め込みすぎると、時間の余裕がなくなるため、万が一トラブルがおこった場合、余裕をもって対応できなくなります。
このように、何が起こるか分からないのが披露宴です。
「二人の夢を全て叶えます」というプランナーは一見、親身で良い人に思えます。しかし、本番で起こり得るトラブルのことまでは考えていないので、良いウェディングプランナーとはいえません。
良いウェディングプランナーは新郎新婦の考えを尊重しつつ、良くないところはしっかりと指摘してくれる人です。
披露宴のアイテムは自主性をもって選ぶべき理由
また、次々とアイテムを薦めてくるウェディングプランナーも、注意する必要があります。披露宴は大金が動くので、二人の金銭感覚は鈍ってきます。10万や20万円が安く感じてしまうのです。
そのため、次々とアイテムを薦められる場合があります。しかし、限られた時間内で行えることは限られています。せっかく高いお金を払って入れたイベントも、十分効果を発揮できずに終わってしまうことになります。
ウェディングプランナーが必死にアイテムを勧めてくる場合は、ノルマや業績を上げるためです。
そのような話をすぐに鵜呑みにするのではなく、しっかりと予算と照らし合わせて、必要なものといらないものの選択ができるように、自主性をもって披露宴に臨む必要があります。
よいウェディングプランナーは、新郎新婦に夢を見させて、高額なアイテムを勧める人ではありません。披露宴の現実を教えてくれて、二人の自主性を尊重しながら、予算内で最も盛り上がる披露宴を提案してくれる人です。
上記のことを参考にして、冷静な気持ちでウェディングプランナーと披露宴の進行を考えて下さい。
※当方では披露宴にて出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩1分と駅近ですので、是非お越しください。
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