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プロマジシャンのような手品は手品道具を買ってもできない理由

マジックショップ写真

 

テレビやイベントでマジシャンが行なうマジックをみて、「自分でもやってみたい」と思われる方は多いです。

 

マジシャンが行なう実際のマジックを見ると、タネや仕掛けが何も感じられないのに、不思議な現象が起きるので、興味を持つ方が増えることは当然かとおもいます。

 

そこで、「自分でもやってみよう」と思い、マジック道具をたくさん買いそろえる方がいらっしゃいます。

 

しかし、マジック道具をたくさん買いあつめても、そう簡単にプロのマジシャンみたいなマジックはできません。

 

マジック道具に期待してはいけない理由

 

今ではインターネットで、誰もが専門家が使うような本格的な道具を簡単に買うことができます。マジックはその最たる例です。

 

テレビで演じられたマジックを検索すれば、そのマジックグッズを実際に売っているマジックショップがわかります。

 

そしてショップのサイトに行くと、「コレを買えば信じられない魔法があなたもできるようになる!」みたいなキャッチコピーで商品説明がされてます。さらに、動画では実演風景まで見ることができます。

 

そこで、「コレを買えば同じマジックができる!」と期待して買ってみると、「これはいったい何なんだと?」と落胆することになります。

 

凄いものを期待して買ったわりには、期待通りの物が入っていないからです。

 

気を取り直して解説書を読みすすめると何となく原理がわかり、不思議な現象が起こせることが分かります。

 

ただ、ここであなたは「すぐにできるの?」「演じられる場所がないでしょ!」「相手に手渡しできないの?」といった数々の疑問が浮かぶことになります。

 

例えば「手渡し」について考えてみます。

 

マジシャンがこれから使う道具を相手に渡し、タネも仕掛もないことを改めさせてから演技をしたとします。驚いたあなたは、さっそく同じ道具を買い説明書をよみます。そして、確かに同じ手品ができることが分かります。

 

しかし、マジシャンが行なっていたように相手に渡せないことに気づきます。なぜなら、解説書には道具の扱い方は解説されていても、「見せ方」までは解説されていないからです。

 

この手品が手渡しという、「あらため」をすることによって初めて不思議さが伝わるマジックだとしたらどうでしょうか?

 

たとえタネや仕掛けが分かったとしても、手渡しという肝心なあらための方法が分からなければ、マジシャンのように演じることができないことに気づくはずです。

 

マジック道具はタネや仕掛けの解説はされています。しかし、いちばん大切な見せ方が解説されていません。

 

手品道具をいくら買っても、プロのようなマジックができない理由がここにあります。マジックは見せ方が最も重用な要素を占めるのです。

 

他にも、コインにタバコを通すマジックを例にだします。

 

お客様はコインを手わたされ、じっくりと調べてタネも仕掛もないことを確認します。そして、マジシャンがそのコインにタバコを押し付けるとタバコが通りぬけ、誰もがビックリします。

 

このマジックのいちばんの見せ場は、コインにタバコが通り抜けるところです。ところが、マジックを成功に導くいちばん大切な部分が、コインをお客様に確認させる作業だとしたらどうでしょうか?

 

説明書にはコインの仕掛けが解説してあるだけです。そのコインには仕掛けが施してあるので、手渡しをすればタネがバレてしまいます。

 

しかし、「どうやって相手にコインをあらためさせるか」という見せ方までは解説されていないのです。

 

コインにタバコを通すことは買えば誰でもできるので、実は大して重用ではありません。肝心なのは、「なぜマジシャンはコインをしっかりと調べさせてから、タバコを貫通させたか」というところです。

 

それは、この確認作業をしっかりと行わないと、不思議さが半減してしまうからです。

 

多くのマジック動画は、この見せ方の部分がほとんど映っていません。不思議な現象が起きたまさにその瞬間のみを映しています。

 

そのため、忘年会や結婚式といったイベントで動画を真に受けて「マジックでもやるか」と軽い考えで演じても、見せ方までは理解できていないのでまったくウケずに終わることがあります。

 

マジックができるようになるには

 

手品道具に10万円つかっても、手品はできるようになりません。手品道具を10個買ったとしても、一つも使えないと落胆します。

 

マジシャンの世界では、「手品道具は100個買って1個使えるものが手に入ればもとが取れた!」と思える感覚が必要といわれています。

 

マジックを本気でおぼえようと考えているのであれば、まずはこのマジシャンの感覚を身につけて下さい。

 

あとは、実際にライブでマジックを見ることをオススメします。しゃべり方や曲の使い方、立ちふるまいや目線といった、見せ方の部分を学ぶことができるからです。

 

マジックがある程度できるようになるには、それなりに時間とお金がかかりますが、あきらめずに続ければできるようになります。あなたも、ぜひ奥深いマジックの世界を楽しんでみてください。

 

 

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立川エリア シューティングバー 写真

 

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