緊張する理由を予め知り、スピーチを成功させる方法
人前でパフォーマンスをする時、会場に沈黙した空気が漂っていると、相手が何を考えているのか分からないため、不安になることがあります。
私はマジシャンなので、今までに数々の現場でパフォーマンスをしてきました。そこで分かったことは、人は「真剣な気持ちで集中している時ほど沈黙する」ということです。
そのため、これから人前でパフォーマンスやスピーチを行う機会がある方は、沈黙した空気に押しつぶされない強い心を持つ必要があります。
ただ、あなたがマジックを行う機会は少ないと思うので、ここでは、日常生活で行う可能性がある「スピーチ」について説明します。
スピーチを成功させる秘訣
スピーチの際、相手が沈黙している時は、二つの理由が考えられます。
一つは、あなたのスピーチに夢中になり真剣なときです。もう一つは単純にスピーチがつまらないときです。
そのため、あなたが行うスピーチは、きちんと練習をくり返したうえで、相手にとって有益であることが前提となります。
例えば、きちんと練習をくり返し、相手のためになる内容であるなら、あなたは自信をもってスピーチすることができます。
なぜなら、あなた自身がスピーチの内容を理解しているため、相手に分かりやすく話せるからです。すると、相手もあなたのスピーチに夢中になり、あなたはよりリズミカルに話すことができます。
逆に練習不足の場合は、緊張して思うように話せません。スピーチの内容もあなた自身が理解していないため、説得力に欠けます。その結果、相手に集中して聞いてもらえません。
練習不足による緊張と、集中力のない相手を前に、あなたのスピーチは失敗に終わります。
そのため、スピーチを成功させるためには、相手にとって有益なコンテンツを、相手に分かりやすく話せるように練習することが重要です。
反応が薄い場合の気持ちの保ち方と対処法
相手にとって有益なスピーチであれば、聞き手はその内容を吸収しようとします。そうなれば、相手は一言も聞き漏らさないように集中してスピーチを聞いてくれます。さらに、人によってはメモをとりながら話を聞いてくれます。
このような場合、相手は拍手や相づちを打つことを忘れてしまっていることがあります。
反応が薄いと不安になりますが、「この沈黙は、相手が自分に集中してくれている証拠だ」とポジティブに考え、堂々とスピーチを続けることが重要です。
ただ、相手の反応が薄いと話しにくいと感じることもあります。
そのような時は会場を見渡し、目を輝かせてスピーチを聞いてくれている人や、笑顔でうなずいてくれている人を探します。そして、あえてその人達に照準を絞りスピーチを行うようにします。
すると、反応の良さが周囲にも広がり、とても話しやすい雰囲気を作ることができます。
この時、一人の反応が良いからといって、その人ばかりを意識してスピーチしてはいけません。それは、他の人たちが無視されていると感じてしまうからです。
そのため、会場全体から良い反応を示してくれる人を何人か探し出し、その人達に順番に話しかけるようにします。そうすれば、会場全体へあなたの気配りが自然と行き渡ることになります。
ネガティブな人を意識してはいけない理由
また、興味を示さないネガティブな人がいた場合、あえてその人のことは意識しないようにします。なぜなら、リスナーの全員があなたのスピーチに興味をもってくれることはないからです。
ネガティブな人を意識してしまうと、リズムが乱されてしまい、良いスピーチができなくなってしまいます。また、相手もあなたのスピーチに興味がないため、一生懸命語りかけられても迷惑に感じてしまうだけです。
これでは、お互いにとって何の得にもなりません。そのため、ポジティブにスピーチを聞いてくれる人だけを意識することが、成功するスピーチの秘訣となります。
人前でスピーチするのは思っている以上に緊張します。以上のことを踏まえ、相手にとって有益なコンテンツを分かりやすく話す努力を怠らないことが、スピーチをする上でとても重要となります。
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