披露宴の演出で、プロのピアニストによるピアノ演奏はとても人気があります。たった1台のピアノが会場に入るだけで、披露宴のさまざまなシーンを効果的に盛り上げてくれます。

再生音楽とは違い、ライブならではの温もりと迫力が聞く人を魅了します。

披露宴を盛り上げるには音楽の演出は欠かせません。想像してみれば分かりますが、新郎新婦入場のシーンが無音だったら、とても寂しい雰囲気になってしまいます。

ただ、音楽はプロの演奏家に頼まなくても再生音楽でまかなえるため、それほど音楽にこだわりを持つ人はいません。

また、プロの演奏家に頼むと料金が高くなってしまうことも、再生音楽が選ばれる理由です。例えば、ジャズや弦楽演奏の場合は演奏家が何人か必要になるので、その分料金も高くなります。

しかし、ピアノ演奏の場合はピアニスト一人で行えます。プロの演奏家を頼む場合では一番リーズナブルです。わずか数万円で、披露宴の最初から最後まで盛り上げてくれることを考えれば、コストパフォーマンは悪くないです。

披露宴でピアノ演奏を入れるメリット

再生音楽の場合、機材トラブルがどうしても起こる可能性があります。例えば、入場のシーンで音が割れたり再生されなかったりすると、感動が半減してしまいます。

プロのピアニストにお願いすれば、このような機材トラブルの心配がなくなります。例え、再生音楽を使った際に機材トラブルが発生したとしても、すかさずピアノ演奏でカバーしてくれます。

このように、ピアノ演奏を披露宴に入れると、機械だけに頼った場合に起こる失敗のリスクを心配しなくてすみます。ちなみに、再生音楽だけで披露宴を行うにしても、機材を操作するオペレーターが必要となるので料金はかかります。

ただ、このときのオペレーターが、披露宴について詳しく、仕事に対して誇りを持っているプロでしたら安心できますが、実際はそうではない場合もあります。

平日は全く別の仕事をしていて、週末のみアルバイト感覚で披露宴の音響オペレーターをやっている人がいます。このような人の場合、平日の仕事の疲れで集中力が欠けているので、再生する音楽の順番を間違えたりします。

私はプロのマジシャンなので、披露宴に呼ばれてショーを披露しますが、上記のような人によるミスを何度もみたことがあります。

しかし、プロのピアニストがいれば大切なシーンの音楽は、ピアニストに任せることができます。

機械の場合に起こりうる「ボタンの押し間違え」といったミスはありません。きちんと希望する音楽が最適なタイミングで演奏されるので、感動の度合いもより増幅されます。

臨機応変な対応ができるピアノ演奏

ピアノ演奏は生身の人間が行います。そのため、機械ではできない臨機応変な対応ができます。

以前、披露宴で私がマジックをしている時に、突然音楽が消えたことがありました。このようなときでも「オリーブの首飾り（手品で良く使うちゃらららららーんの曲）」を演奏して、マジックショーをより楽しく盛り上げてくれたこともあります。

ゲストによる余興でも、いまいち何か物足りないと感じたら、さりげなく演奏を入れゲストの力になってくれたりもします。

このような細かい芸は、生身の人間が行うからこそ可能なのです。音量を自由自在に操り、最適な音楽をすかさず演奏するのは、機械ではできない「人間だからこそなせる技」です。

このように、臨機応変な対応ができるピアノ演奏ですが、欠点もあります。それはピアノが大きいので持ち運びができないことです。

ホテルや結婚式場であれば、既に用意されています。しかし、レストランウェディングの場合、レストランにピアノが置いてあることはそれほど多くありません。

この場合にピアノを入れるとなると、専門業者にトラックで運んでももらうことになります。料金も高額になるので諦めざる負えないこともあります。

披露宴は何かとお金がかかるので、アイテム選びは慎重になります。

しかし、ピアノ演奏はゲストにも喜ばれ、披露宴を通して演奏もしてくれる大変コストパフォーマンスが高いアイテムです。ぜひアイテム選びの際は候補に入れてみて下さい。

※当方では披露宴にて出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩１分と駅近ですので、是非お越しください。