披露宴:親友や身内でも心付けを渡し感謝の気持ちを伝える重要性
披露宴はあなた方だけでは挙げられません。ゲストのご祝儀を預かる受付や、スピーチや余興を引き受けてくれる人は必ず必要です。
また、友達にヘアメイクやネイル、カメラマン、フラワーアレンジメントのプロがいる場合は、そういったことをお願いするかもしれません。さらに、プロのパフォーマーや演奏家がいれば、披露宴でショータイムをお願いすることもできます。
このように、多くの人の協力があって披露宴は挙げることができます。
披露宴の手伝いは「やってもらって当たり前」ではない
このとき、必要になるのが心付けです。受付やスピーチ、余興を引き受けるからには、早めに会場に行き準備をしたり、事前に練習したりと、面倒なことをお願いすることになります。
「披露宴というおめでたいイベントだから、引き受けてくれて当たり前」という考えでは、相手に対して失礼です。そのため、披露宴を手伝ってもらった人には、必ず心付けを渡すのが社会人としての礼儀です。
ただ、実際には心付けをもらっていない人も多くいます。
会社の上司や、取引先など利害関係がある人には心付けを渡しても、友達や親戚には、「やってもらって当たり前」と考え、渡さないカップルもいます。
このような場合、手伝ってくれた人の中には、「面倒なことを押し付けられただけ」と思ってしまう人もいます。
「親しき中にも礼儀あり」ということわざがあるように、気心の知れた親友や親戚であっても、きちんと心付けを渡すことが大切です。
披露宴の手伝いは責任がある
私はプロのマジシャンです。そのため、プライベートで披露宴に呼ばれたら必ず「マジックショーをやってもらいたい」とお願いされます。もちろん、断る理由もないのでお受けします。
このとき、昔からの親友や、仕事で懇意にしてもらっている人であれば、パフォーマンス料金のことなど関係なく引き受けます。
ただ、長い間交流がない人や、仕事上でも付き合いが浅い人が、結婚式のときだけ連絡をしてきて、当たり前のように無料でショーをお願いされるのは困ります。
呼ばれた披露宴でショーを行なうからには、その日に他の仕事が入った場合、全て断らなくてはなりません。
プロとしてショーを行うからには、適当なこともできません。仕事と同等のショーをしなければ、ゲストの期待を裏切ることになってしまいます。
そのためには、しっかりと準備をして会場にも早めに入り、スタッフと打ち合わせをするという、仕事と全く同じ手順を踏む必要があります。
このように、披露宴でショーをするには事前の準備も必要になります。相手の手間も考え、きちんと料金を提示してお願いするのが礼儀です。
私は仕事をしていく中で、プロのカメラマンやネイリストなど、披露宴で必要とされる技術を持った方々と知り合う機会があります。
その方々と話をすると、私と同じようにプライベートの披露宴では、都合よくお願いされることがよくあるみたいです。
カメラマンに至っては、ほぼ仕事同然に写真を撮ることを求められ、まともに食事もできない場合もあるようです。それでいて、心付けの一つもないようでは、披露宴がきっかけで仲が疎遠になってしまうことも考えられます。
心付けは感謝の気持ちの現れ
披露宴はゲストに日頃の感謝の気持ちを伝え、おもてなしをするのが目的です。自分たちが目立ち、祝ってもらうことが目的ではありません。
披露宴の手伝いをお願いされたゲストも、よほど性格が悪い人でない限り、あなたのお願いを断ることはないはずです。むしろ、あなたの披露宴のために一生懸命になって、スピーチを考えたり、余興を練習してくれたりします。
披露宴で何かを手伝ってくれた人には、感謝の気持ちを伝える意味で心付けを渡すことが、その人たちと末永くよいお付き合いをしていくためにも大切なことです。
※当方では披露宴にて出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩1分と駅近ですので、是非お越しください。
前の記事へ
« 大安吉日以外の曜日で披露宴を挙げるメリット次の記事へ
結婚式の準備はできるだけ早く始めた方が良い理由 »