華やかで厳粛な披露宴にするオペラ歌手によるフラッシュモブとは
フラッシュモブとは通行人が突然踊りだしたり、演奏を始めたりして、周りにいる人々を驚かせるサプライズ感が強いパフォーマンスです。YouTubeでも色々なフラッシュモブの動画がアップされています。
このフラッシュモブは披露宴でも人気があります。
私はプロのマジシャンです。多くの披露宴に呼ばれてマジックを演じています。そこでは、披露宴の演出でポピュラーなピアノ演奏や、少し変わった餅つきといったパフォーマンスを見ることがあります。
その際に、「これはとても良い演出だ」と思ったのが、オペラ歌手によるフラッシュモブです。「サプライズオペラ」や「ウェイターズオペラ」とも言います。
披露宴におけるフラッシュモブの役割
披露宴でフラッシュモブをする場合は、オペラ歌手がホテルのスタッフや調理人に扮して、何気なく会場にいます。そして、あるタイミングで突然歌い出し、ゲストを驚かせます。
※フラッシュモブと聞くと、いきなり踊り出すイメージがありますが、披露宴では埃が立つので激しい踊りは行いません。
文章だけだと良さを伝えるのが難しいですが、プロのオペラ歌手による生歌の迫力は、想像以上にゲストの心をつかみます。一人ひとりの声量があるので、まるでオペラのコンサートを聞きにきたような気持ちになります。
披露宴でのフラッシュモブの演出は、5分ぐらいと短めです。しかし、たった5分でもゲストの気持ちを一つにまとめ、厳粛な空気を作ることができます。
披露宴も後半になると、ゲストもお酒が入るので騒がしくなります。すると、人によっては場の空気を乱したり、人のスピーチを聞かなかったりします。
披露宴の最後は、両親への謝辞、お開きと厳粛なムードになります。どんなに盛り上がり、和気あいあいとした披露宴でも、最後は厳粛になるのが良い披露宴の鉄則です。
フラッシュモブは、披露宴の後半に起こりうる空気の乱れを整え、ゲストを盛り上げながら一気に会場の雰囲気を厳粛にする効果があります。
フラッシュモブのコストパフォーマンスについて
フラッシュモブはプロのオペラ歌手数人で行なうため、料金は安くはありません。演技時間とだけ比較して見ると、随分高いと思うはずです。
これは、何ごとにおいても言えることですが、商品の量の多さや時間の長さだけをみて、その商品がお得かどうかを判断することはできません。量が少なくても品質が素晴らしかったり、手間暇がかかっていたりするからです。
フラッシュモブは、演技時間は短いかもしれませんが、その素晴らしいサプライズ感や、歌手が上達するまでに費やした時間やお金のことを考えると、決して高い料金設定ではないと思います。
フラッシュモブは、10人掛けのテーブルが10テーブルぐらい入る広さの会場であれば、マイクを使わないでも、ゲストに迫力と臨場感を伝えることができます。
しかし、10テーブル以上の大人数を想定した広い会場の場合は、逆に声量が足りなくなります。その場合はワイヤレスピンマイクを使うことになります。
マイクは当然、人数分必要になりますが、このマイクは別途料金がかかると認識しておいてください。だいたいどこも1セット一万円ほどです。
このようにフラッシュモブは、料金は高くなりますが披露宴で果たす役割は大きいと言えます。
マジックは披露宴の中盤までを盛り上げる演出です。マジックを見たゲストは盛り上がるので、会場が賑やかになります。
フラッシュモブは、そんな賑やかな雰囲気をさらに盛り上げつつ、終ってみれば会場の誰もが厳粛な気持ちに切り替わる素晴らしい演出です。
これから結婚式を挙げようと考えている場合、プロのオペラ歌手によるフラッシュモブを検討してみてください。
※当方では披露宴にて出張マジックも行っておりますが、Googleレビュー星4.8以上を獲得している貸切制エンターテイメントカフェバー「台湾夜市」も運営しております。場所は東京都昭島市です。事前にマジックがどういうものかご自身で体験して頂くことが可能です。実際に会ってお打ち合わせさせて頂くことも可能です。駅から徒歩1分と駅近ですので、是非お越しください。
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